入試当日に点数がよければ合格する。
当たり前ですが、意外と忘れがちです。
私も学校の試験や模試で成績がよいと、それで満足してしまい正直油断していました。
全体的に学力が上がっていればどんな問題でも対応できますが、それは理想です。
合否を分けるのは他の受験生よりもいかに点数を取るかですので、皆ができる問題をできるだけではだめなのです。
また皆ができる問題を取りこぼしてもいけません。
ではどこで差が出てくるか。
それは多少運もあります。
直前に見た問題が出た、得意な分野の問題が2問も出た。など
幸運を味方につけたというエピソードはよく聞きます。
自分の行きたい大学の入試当日に高得点をとるにはどうすればいいか。
そのためには小さいころからどのような戦略をとるべきか。
少し長いスパンの話ですが、小さいころからこれをイメージして勉強を進めることが大事です。
少し具体的にイメージしてみましょう。
東大受験の日、数学の試験開始前、
体調はまあまあ、少し緊張しています。
試験官の合図で数学の問題を開きます。
問題全体を見渡して方針が立ちやすそうな問題からとりかかります。
例えば東大理Ⅲに合格するためには3問完答(3完)+部分点が必要です。
2問完答までは取りこぼせず、3問完答+αまで上乗せする必要があります。
そうなるための勉強の戦略としては早めに2完が安定してできるようにすることが重要です。
そのためには他の受験生よりも早い時期に標準的な数学の問題がしっかり身についていなくてはなりません。
標準的な問題を身につけるための問題集である青チャートなどのボリュームを考えると、
やはり数学に関してはとにかく早め早めに進んでおくことが大事という意識が持てるでしょう。
例えば灘中学高校では高校2年で高校3年までの数学が完了するようです。
また数学を得点源とする受験生であればさらに早い進度であったり、
大学の範囲の数学にも手をつけているひともいるようです。
(もちろんかなり高得点をとるためには数学的センスが必要ですが。)
今後2020年度(2021年1月)からセンター試験にかわる「大学入学共通テスト」が導入されますが。
数学を早めに進めることが重要なのは今後もかわらないでしょう。
以上の理由から私は個人的に算数、数学を先どり学習することを勧めています。
その方法についてはまた別の記事で紹介します。
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