小学校時代、私は算数の先どり学習をしていました。
具体的な方法は、ひたすら教科書を読んで問題を解いていました。
公文式を学年以上の進度でやっているひとは、算数の先どり学習をしていることになりますが、やはりお勧めは教科書です。
なぜなら、算数の教科書を自分で読んで進めていくことは国語力も養うことになりますし、公文式ほど問題が多くないので案外速く進みます。
私は小学校入学後に教科書の自習を始め、小学校1年で5年生の教科書を終え、2年生で6年生までを終えました。私は自分で読んでやっていましたが、理解が難しい場合やモチベーションが保てずペースがつかめない場合は親がみてあげるとよいと思います。
なんでもインドや中国では1週間に12時間くらい親が子供の勉強をみているそうです。学歴がすべてではありませんが、仕事柄感じるのは、やはりインドや中国の学生さんは世界的にも極めて優秀なひとが多いです。あなたの家庭はいかがですか?
算数の先どりの効果はすぐに表れ、小学校時代の算数の成績はかなりよかったです。教科書先どりは自分で考えついて親に教科書を買ってもらったのですが、算数の基礎力がついたと思います。
結果としてセンター試験では数学は200点満点でした。
算数の教科書先どり学習を行ううえでの注意点は、いかにモチベーションを維持するかですので算数を好きにする工夫もしくはより直接的に算数の教科書をやることを好きにする工夫が必要です。
例えば、親が一緒にやってくれることがうれしい子もいるでしょうし、兄の学年に追いつくのが楽しいかもしれませんし、教科書をどこどこまでやったら週末好きな場所に連れていってあげるというのもいいですし、学校でみんなから算数が得意だと思われてうれしいというのもありです。
続けられる理由は、ひとりひとり違うと思いますが、上記の例のように何かモチベーションを維持するものを見つけてあげましょう。
今回は小学生の勉強で一番のきもである、算数・国語をのばすための算数の教科書先どり学習についてご紹介しました。
先どり学習中の復習をどうするかについてや、中学受験の対策(教科書の先どりだけでは太刀打ちできません)については別の記事で書きます。
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