今回は医学部の学費についてです。
このブログでは国公立大医学部に合格する方法を考察しています。
近年、私立大医学部の学費が安くなってきたとはいえ、やはり高額です。
私立大医学部の学費を見てみると、
最も安い部類の慶応大医学部、順天堂大医学部でも初年度(入学時と1年時にかかる学費などの費用)が約300万〜400万円、2年以降は年間約360万円で、6年で約2000万円かかります。
高い部類の川崎医大だと初年度約1200万円、2年以降は年間約700万円で、6年で約4700万円かかります。
一方で国立大医学部は、
初年度約80万円、2年以降は年間約54万円で、6年でも約430万円です。
公立大医学部も出身が県内、県外の違いにより初年度が80万円~130万円と幅がありますが、2年以降は年間約54万円というのは同じで、6年でも約430万円~500万円くらいに収まります。
このように子供が18歳の時点でかなり貯蓄がないと私立大医学部に通わせるのは難しいです。
確かに奨学金や、成績優秀者ならば学費が(一部)免除となる大学もありますが、学年ごとに対象者が選定されるため6年間維持するのも大変だと思います。
よほど裕福な家庭や、どうしても私立のこの大学で〇〇がしたいなど理由がある場合は別として、やはり国公立大医学部にこだわるべきだと私は思います。