どんな子が国公立大医学部に合格するか

今回は、実際に国公立大医学部に合格する子の特徴について書きたいと思います。

医学部に合格する子も他の集団と同じく正規分布します。つまりすごく優秀な子もいれば、そうでない子もいるということです。

能力は遺伝か環境かという議論がありますが、国公立大医学部に入るということだけ考えるのであれば、才能(例えば数学的センスがあるなど)がある子ではなくても合格は可能ということです。

例えば医学部に合格する子の特徴でいくつかポイントをあげるなら、

•勉強の進度が早く、同じテキストや問題集などを何度か繰り返しできた。

•多少要領がよい。

•苦手科目が少ない。

•情報に敏感。

•医学部出身者に教えてもらっていた。

などがあります。

このような条件を満たすために、進度が早く、勉強のサポートがしっかりしている学校を選ぶ、医学部出身者が教えている塾に通わせる、医学部出身の家庭教師につけるなど、環境を親が整えてあげるとよいです。

ところで、国公立大医学部に合格するような子なら勉強なんて自分で考えて進められると思いませんか?

確かにそうなのですが、そこはやはりまだ若いので、ある程度は自分で判断できるのですが、後から考えてみるともっと改善点があったと思います。これは私の経験談です。

話しはかわりますが、国公立大医学部受験においては、案外成績が良くても落ちる子がいます。受験者の層が厚いので、ミスや当日の試験内容の相性などが原因のことが多いと思います。前にも書いたように、やはり入試当日にほかの受験生よりも高得点がとれるかどうかが大事ですので、勉強はしていて模試なども悪くないのですが、志望校特有の対策が不十分だったり、自己流の勉強に走りすぎて情報に疎い子などは要注意です。

国公立大医学部に合格するためには、親や塾、先輩など経験者の助言やサポートが重要だと言えるでしょう。

経験者の意見という意味で、このブログが少しでも役に立ってくれるとうれしいです。

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